2014年3月5日水曜日

「ローマの信徒への手紙」ガイドブック 人類の誤謬のもたらしたもの(その1)


人類の誤謬のもたらしたもの(その1)


人々は神様を捨てて、
神様の備えてくださった救いの道から迷い出てしまいました。
これは不幸な結果を招くことになりました。
神様は、人類が罪の中で生きるままになさったからです。
2932節でパウロは、
人間の置かれた現実の状態を容赦なく暴き出しています。
神様を捨てた結果として、
人間には、ありとあらゆる罪と、そのもたらす悲惨が、
つきまとうようになりました。


ひどい罪の例としてパウロは、
同性愛をあげています(12627節)。
これは、パウロの生きていた時代において適切な実例でした。
現代でも、これが適合する状況になってきています。

ユダヤ人たちは、モーセの律法に基づく判断から、
同性愛が絶対に神様の是認されない
激しい嫌悪の対象であることを知っていました。
ところが、「教養」のある異邦人知識人たちは、
同性愛の中に、特別に洗練された美的な生き方を見ていました。
ですから、
人類の盲目さを示すにあたり、パウロがあげたこの実例は、
まさに最も適切なものだった、と言えます。
すなわち、
神様の御前では
重い罪であり、自然の秩序に反することが、
人間の考えによれば
容認されるべきものであるだけではなく、
美しいとさえ見なされる、ということです。

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