2012年10月10日水曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 22章6~7節 信頼できるまことの言葉


 
信頼できるまことの言葉 2267
  
 
ヨハネは、
「彼に話された言葉はまことであり、
それゆえ信頼に値するものである」、
という声を耳にします。
言葉が信頼の置けるものであることを
神様御自身が保証してくださっているゆえに、
その言葉は信頼できるのです。
真理であられる神様は、偽りを言われません。
  
6節は、
神様の預言者が自分勝手に話さないことを、
読者に思い起こさせます。
神様の御霊が
神様の遣わした預言者の中で働きかけてくださるので、
預言者は神様から教えていただいたことを語るのです。
ヨハネは神様の遣わした預言者でした。
彼は言うべきことを神様からいただきました。
それゆえ、そのメッセージは信頼できるのです。
  
7節は、
「ヨハネの黙示録」で6回目の「幸いなるかな」という宣言です。
「ヨハネの黙示録」を真摯に受け入れる者を、
イエス様は「幸いなるかな」と言われています。
イエス様は王の中の王として、
いつか必ずこの世を裁くために来られることを、
「ヨハネの黙示録」は読者に語ります。
このことを本気で受け入れる者は、
「幸いなる者」として祝福されるのにふさわしいのです。