2012年10月29日月曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 22章20~21節 最後の挨拶 


 
最後の挨拶 222021
  
  
「ヨハネの黙示録」の最後の挨拶には二つの部分があります。
20節はおそらく初期の教会の礼拝式文の一部です。
そこには、
「そう、私はすぐに来ます」、というイエス様の言葉と、
「アーメン」、という教会の応答と、
「主イエス様、来てください」、という教会の祈りが
含まれています。
「コリントの信徒への第一の手紙」にはこれと対応する箇所があります
(「コリントの信徒への第一の手紙」1622節)。
21節は、
「ヨハネの黙示録」の読者に対する祝福の挨拶でもあり、
「イエス様の恵みが私たちと共にある」、という確証でもあります。
恵みに信頼しつつ、私たちは主の再臨を待ち望みます。
恵みが私たちの防壁なので、私たちには何の心配もありません。
イエス様の恵みは日々私たちと共にあります。
そしてそれは、
神様がこの世を裁かれるその日にも変わりません。