2012年9月24日月曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 21章1~8節 新天新地(その3)



新天新地 2118節(その3)



「ヨハネの黙示録」のはじめの部分で、
神様が「私はアルファでありオメガである」と言われるのを、
ヨハネは聴きました(「ヨハネの黙示録」18節)。
神様からすべては始まり、神様へとすべては終わる、ということです。
今ヨハネはこのことを目にしたわけです。
この世が神様の御手を振り切って暴走したことは、
いまだかつて一度もありません。
すべては神様の御計画の通りに進んできましたし、
神様の御心を実現するために役立ってきました。
神様は世界を造りまた保っておられる方であり、
「時が来た」と判断なさったときに、この世を終わらせなさいます。
  
最後の裁きの後で起こりうる二つの出来事について、
御座から聞こえてくる声は語ります。
「命の水」を欲する者は皆、それを賜物としていただきます。
神様の賜物、新世界での永遠の命、がすべての人々に差し出されます。
それを受け入れる人は、それをいただき、
全能の神様が「御自分のものたち」の間にいらっしゃる場所に、
いつか彼ら自分も共にいれるようになるのです。
それから声は、
起こりうるもうひとつの出来事について注意を喚起します。
それは「第二の死」と呼ばれ、火の湖として描き出されています。
それは、
活ける神様に仕えることをせず、
その態度が生活の中に出ていた人々の受ける分なのです。
神様がおられるところに入るか、
あるいは、悪魔のいるところに落ちていくか、
この二つの可能性しかないことを、
神様御自身が語っておられます。