終わりのメッセージ
目を覚ましていましょう
眠るのは気持ちがよいものです。
よく眠れた夜の後には仕事がはかどります。
逆に、よく眠れないと生活が大変になります。
しかし、目を覚ましていなければならない時というのもあります。
疲れて夜遅く車を運転するのは危険です。
ハンドルを枕にして居眠りしたりしないように
あらゆる手段を講じなければなりません。
私のある同僚は運転中に眠ってしまい、衝突事故で死にました。
霊的な眠気は影のように私たち皆に寄り添っています。
まさにこの点で、
私たちは自分自身に「恵みの時の短さ」について
思い起こさせる必要があります。
眠っているときには、時間の感覚がなくなります。
それと同じように、
霊的に眠り込んでいるときには、
「恵みの時」の感覚がなくなってしまうのです。
そして、「夜明け前」には一番眠くなるものです。
自分にとって大切で、かけがいのない方を待っている場合には、
眠くはなりません。
鞭打つことによっては、霊的に目を覚ましているようにはできません。
そのためには、あの方が必要になります。
私は「この方のもの」だからです。
そして、私はこの方のことを、何度も、繰り返し、必要としています。
救い主は私たちを「御自分のもの」として買い取ってくださいました。
ですから、私たちも目を覚ましていようではありませんか。
(ラウリ コスケンニエミ 「今日私と共にいてください」)