2012年5月21日月曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 14章14~20節 裁判の始まり


 
裁判の始まり 14章14~20節
  
 
この章は、世の終わりと最後の裁きについての描写で閉じられます。
「人の子のようなお方」(おそらくイエス様御自分のことです)が
地上に鎌を投げ入れると、天使たちが(任務遂行のため)出て行きました。
彼らがすべての人間を神様の御前に集めると、裁判が始まります。
裁きは恐るべきものです。
世は不義に満ちており、
それゆえ、神様の怒りの力が世に対して全開することになります。
  
「最後の日」に関するヨハネの描写は衝撃的です。
「自分は愛であると言う神様が、世をこのようなむごたらしいやり方で裁く」
ということについて、多くの人は躓き、あるいは不思議がりました。
もちろん、神様は愛です。
しかし、神様は他の面もお持ちです。
神様は聖なるお方であり、罪を憎まれます。
ここでの描写もそれを裏付けています。
私たちは、
神様の聖さと自分自身の悪さ、
および、
自分の罪のために私たちがどのような処罰を受けるのが当然であるか、
に気づくとき、
神様の愛がどれほど偉大か、
また、
「キリスト・イエスにある者にはどのような滅びの宣告も下されることがない」
(「ローマの信徒への手紙」8章1節)という聖書の約束がどういう意味か、
理解するようになっていきます。
神様は私たちに裁きからの救いを準備して、
皆にそれをプレゼントとして差し出してくださっています。
それほどまでに、神様は私たちを愛しておられるのです。
ですから、もしも神様の贈り物が気に入らないのであれば、
それは人間の愚かさのせいであって、神様の残酷さのせいではありません。