2012年3月7日水曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 9章20~21節 悔い改めない人々

 
悔い改めない人々 92021
  
 
この二節に込められたメッセージは衝撃的です。
神様は艱難を人類に与えることで、
結局は人間たちにとって最善となることがらを実現なさろうとします。
神様は人類を揺さ振られます。
それは、
多くの人が間違った道から方向転換して、
命を持たない偶像のかわりに
活きておられる神様を見出して、
「最後の日」に神様の怒りから救われるようになるためなのです。
ところが、どうでしょう。
人々は神様の厳しい警告に耳を貸さず、
神様をないがしろにした生活を続けています。
人間はこれほどまでに心をかたくなにしてしまうものなのでしょうか。
しかし、今の時代、実際にその通りになっているのを、
私たちは目の当たりにしています。
神様は厳しいやり方で人類を(罪の)まどろみから覚まそうとしています
(たとえば、環境汚染、増大する地球上の艱難、
ひどくなっていくばかりの戦争など)。
にもかかわらず、人々は神様を無視して生活しています。
彼らは神様の御前で悔い改めて生きるどころか、
逆に、さらに深い不義の生活へと落ち込んでいきます。