「ラザロは死んだのです」 11章11~16節
ラザロはベタニヤで息を引き取りました。
それを合図とするかのように、イエス様は出発なさいました。
「ヨハネによる福音書」では何度も繰り返されたことですが、
弟子たちはまたしてもイエス様の言われたことを誤解します。
はじめに、彼らは
「眠っている」ラザロを介抱するつもりでいました。
つぎには、弟子のトマスが、
イエス様と一緒なら殉教さえ辞さない、
という覚悟を口にします。
どちらの場合も、弟子たちは善意からそう言っています。
しかし、大いなる神様の御計画は、
彼ら弟子たちにはまったく測り知れないことだったのです。