「ヨハネによる福音書」11章
第11回目の質問
イエス様はラザロを死者の中からよみがえらせました。
この出来事の核心ともいえる問題は、
本当の意味で活きているのは誰で、死んでいるのは誰か、
ということです。
1)イエス様は、
ラザロ病気の報を受けてもすぐには出発なさらず、
ラザロのことで気をもむ人々と共に、
時が熟するのを忍耐強く待たれました。
その後でイエス様は、
誰も夢想だにしなかったような大いなる奇跡を行われました。
あなたは、
神様の導きと教えを受けて過ごしてきた
今までの信仰生活を振り返った時、
ラザロの復活の出来事のように、
長く待たされた後で大きな奇跡を経験したことがありますか。
神様が定められた時まで待ちつづけるのは、
あなたには難しいことですか。
2)9節で、
イエス様が言おうとなさっているのはどのようなことでしょうか。
3)11~16節に基づいて、
弟子たちは状況の推移をどのようにとらえましたか。
4)聖書のどの箇所に、マルタとマリアは登場していますか。
彼女たちはどのような女性として描かれていますか。
マルタがここで登場するのは、どの点でふさわしいと言えるでしょうか。
5)なぜイエス様は泣かれたのでしょうか。
6)カヤパは不信仰な大祭司でした。
にもかかわらず、彼は大いなる真理を語りました。
すなわち、
イエス様はすべての民のために死なれる、
ということです。
現代においても、
誰かが、我知らず、また自分の意志に反して、
神様の御計画を進めることに一役買っている場合があるでしょうか。