2012年2月20日月曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 8章6~13節 最初の四つのラッパ(その1)

 
最初の四つのラッパ 8613節(その1)
  
 
七人の天使が一人ずつ順番にラッパを吹いていきます。
そして、ヨハネに幻が示されます。
封印の幻とラッパの幻は互いに結びついています。
ラッパの幻は、
すでに第六の封印の箇所で語られたことに関する
一層正確な描写だと思われます。
それらは
世の終わりの有様、
イエス様の再臨の直前の出来事を描いています。
  
ラッパが鳴り渡る時に、
ヨハネは衝撃的な光景を目の当たりにします。
天から雹や火が降り注ぎ、
自然は死滅し、
海は汚染され、
星が空から落ち、
太陽も月も光を失い、
大地は揺り動かされます。
これがどの程度まで象徴として語られたものか、
私たちは知りません。
確かに人間は、
海の生き物を殺したり、
地球の一部を丸ごと焼き払ってしまえるような
恐るべき手段を発明しました。
もしかしたら、
キリストの再臨の直前に、
人間のこれら発明品の数々が人々の手に負えなくなり、
世界を破壊することになるのかもしれません。
あるいはまた、
神様が、
前代未聞の大災害により、
そのありとあらゆる手段を通じて
世界を完膚なきまでに打ち砕かれる、
ということなのかもしれません。