2011年5月11日水曜日

「コリントの信徒への第一の手紙」14章 教会の礼拝

   
教会の礼拝
  
「コリントの信徒への第一の手紙」14章
  
13章でパウロは、クリスチャンのあらゆる活動の基礎が何であるか、を明示しました。
たとえ人にどのような賜物があろうとも、愛がなければ、それらは何の益ももたらしません。
自分の賜物を自慢し尊大に振舞うかぎり、賜物は害になるだけです。
賜物は教会を建てるどころか、分解してしまいます。
もしもクリスチャンが、皆が同じところに属しており、皆がキリストにあってひとつの活きた存在であるという事実を、できるかぎり愛をもって見ようとするならば、状況が一変し、クリスチャンたちの多様な賜物は神様からの大いなる祝福となります。
パウロは自重してまず12章を書き、それから13章を書きました。
そしてようやく今、様々な賜物の用い方についての詳細な指示を与える時が来ました。
もしもここまでの箇所(12~13章)の説明がなかったならば、せっかくの指示も人々はただ聞き流したことでしょう。