2013年3月4日月曜日

「ヨハネによる福音書」ガイドブック 7章14~24節 モーセの律法を破っているのは誰か


  
モーセの律法を破っているのは誰か 71424
  
祭に到着したイエス様は、
力ある権威に基づいて公けの場に姿を現されました。
聴いていた人々は、
イエス様の教えが当時知られていた様々な学派のものとはちがう、
独自のものであることに気がつきました。
イエス様は疑う者たちに対して、
御自分の教えが自分勝手に考え出されたものかどうか確かめるため
神様の御心に従うように、促されました。
イエス様はみずから、すでに以前(5章)扱った人々の疑問を取り上げます。
それは、
「イエスは神の遣わされた者ではありえない。
彼は(安息日に病人を癒すことで)律法を破っているからだ」、
というものです。
  
イエス様はユダヤ人たち自身の慣習をここで話題にします。
律法によれば、
男の子の割礼は生後八日目に行わなければなりませんでした
(「レビ記」123節)。
もしもこの日が安息日に当たる場合には、
二つの律法が互いに対立することになります。
どちらの律法を重視するべきでしょうか。
「そのような場合には割礼は安息日を破ることにはならない」、
というようにユダヤ人たちは問題を解決しました。
そして、
「厳しい安息日の律法を無効にするほどに割礼は大いなることである」、
と説明されました。
もしも安息日でも割礼が許されたのだとしたら、
人間をすっかり健康にする行為がなぜ許されないことになるのでしょうか。
安息日遵守に関する律法の核心は、
神様は人々を安息日のために与えたのではなく、
人々のために安息日を与えた、
ということです。
そしてこれが、
「ヨハネによる福音書」でも他の「三つの福音書」でも同様に
イエス様が示してくださったことでした。

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