2014年1月20日月曜日

「ヨハネによる福音書」ガイドブック 20章19~23節 弟子たちの派遣


弟子たちの派遣 201923


イエス様の弟子たちは、
依然として恐怖におののいていました。
閉じられた戸をものともせずに、
イエス様は弟子たちの只中にあらわれて、
平和の挨拶をなさいました。
主は手と脇の傷口を弟子たちにお見せになると、
弟子たちは喜びました。

それから、弟子たちの派遣の話に移ります。
イエス様御自身は、天の御父様によって遣わされました。
今度は、イエス様が弟子たちを派遣する番になりました。
この派遣は、
人間の力にたよるものではなく、
聖霊様の力により頼むものでした。

派遣の際して、
最後の審判の裁き主でもある人の子は、
その恵みの王国の中で、
御自分が有する裁きの権能を弟子たちも行使できるように、
なさいました。

すでに西暦100年頃の教会には、
これらのイエス様の言葉に基づく
罪の告白とその赦しの宣言を行う仕方が整っていたことが、
知られています。