2009年4月15日水曜日

マルコによる福音書について 第10回目の質問

第10回目の集まりのために

マルコによる福音書10章

イエス様はエルサレムへと向けて旅立たれます。そして、旅の途中で民を教えられ、奇跡を行われます。

1)イエス様は、「離婚の後で新たに結婚することは神様の御心に反することである」と、はっきりと誤解する余地のない形で、言われています(10章11~12節)。
イエス様がこう言われる根拠は何でしょうか。このことは私たちにとってどのような意味をもっているでしょうか。「家族」というものは、私たちの間でどのように位置づけられていますか。

2)イエス様に従っている人たちの間では、女性の地位はどのようなものでしたか。また、それは初期の教会においてはどうでしたか。

3)子どもが人からプレゼントをどう受け取るか、気がついたことがありますか。子どもはどのように神様の御国を受け入れるのでしょうか。それは、どのような点で「模範的」なのでしょうか。

4)イエス様はある男の人に対して、その持ち物を全部売り払い、御自分に従うようにと要求なさいました(10章17~22節)。
イエス様はこの男の人に対してなさったのと同じようなやり方で、すべての人を召されましたか。イエス様は皆から一律に同じこと(持ち物を全部売り払うなど)を要求されましたか。こうした要求は私たちにとってどのような意味をもっていますか。

5)多くのアフリカのクリスチャンは、たとえば10章17~22節に語られている話のゆえに、アメリカやヨーロッパのクリスチャンの生き方をクリスチャンにはまったくふさわしくないものとみなしています。このような意見には根拠がありますか。誰が金持ちで、誰が貧しいのでしょうか。どのような場合、富は私たちにとって危険なものとなりますか。ヤコブの手紙5章1~11節を読んでください!

6)イエス様は28~31節で「御自分に属する者たち」に対して非常に多くのことを約束してくださっています。
イエス様はあなたがたに対してもこの約束を守ってくださいましたか。あなたがたは神様の御国のゆえに、失ったものよりも多くのものをいただきましたか。それとも、逆でしょうか。「キリストと共に歩めば「陽だまり」(この世的な順風など)の日々が始まるよ」などと人々に約束するために、この聖書の箇所を用いてもよいものでしょうか。

7)イエス様の3度目の受難告知(10章32~34節)では、イエス様が弟子たちに先立って進んでいかれる様子が注目を引きます。
これはどんなことについての「しるし」なのでしょうか。

8)ゼベダイの子ヤコブやヨハネは、後にどうなりましたか。

9)イエス様の時代のパレスティナでは、目の見えない物乞いの人の生活はどのようなものでしたか。

10)バルテマイは、神様が与えてくださったチャンスをちゃんと利用する大切さを教えてくれる「模範」になっています。彼は何年間も目の見えないままで座っていたくはありませんでした。そして、「もう少し大きな声で助けを呼ぶべきではないか」と考えたのです。彼には短いチャンスの時しかありませんでしたが、彼はそれを正確に用いることができました。
私たちは彼からどんなことを学ぶべきでしょうか。