2013年2月4日月曜日

「ヨハネによる福音書」ガイドブック 第5回目の質問(5章)


  
5回目の質問(5章)
   
  
1)福祉国家が存在しなかった時代には、
障害者や病人の生活はどのようなものだったと思いますか。
  
2)イエス様は病人を癒され、その人が「歩き回る」ように命じられました。
それはどうしてでしょうか。
そして、それはどのような反応を生むことになりましたか。
  
3)517節でイエス様はユダヤ人たちに、
なぜ安息日に病人を癒されたか、説明なさいました。
それを聞いた人々は納得したでしょうか、しなかったでしょうか。
  
4)この章では、イエス様の長いお話が続いていきます。
その内容は、
ユダヤ人たちとの対話というより、
イエス様の教えと言うべきものです。
「ヨハネによる福音書」でよく見られるケースは、
人はイエス様を心に受け入れる時に命を得るが、
イエス様を拒む時には死を受ける、というものです。
まさにこの箇所(52429節)で、
イエス様は来るべき裁きについて語られます。
裁きの時に、人々はふたつのグループに分けられます
(「ダニエル書」713節、1213節)。
どちらの箇所があなたにとって身近ですか。
これらふたつの箇所は互いに対立した見方なのでしょうか。
   
5)イエス様が天の父の遣わした方であることを、誰が証するのか、
とユダヤ人はたずねました。
洗礼者ヨハネ、御自身のなさった「しるし」、天の父御自身、の三つである、
とイエス様は(旧約)聖書に基づきお答えになりました。
洗礼者ヨハネは、イエス様についてどのように証をしていますか。
イエス様のなさった「しるし」のみわざは、どのように証をしていますか。
まさに旧約聖書を通して神様は
イエス様について証なさっている、ということは
私たちにとってどのような意味があるのでしょうか。
旧約聖書が
神様に関する人間の話などではなく、
神様から人間への話しかけである、と考えるのは、
あなたにとって難しいことですか。