2011年12月20日火曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 6章1~2節 第一の封印

 
ヨハネの黙示録6
  
 
第一の封印 612
  
 
イエス様は手に取られた巻物を開け始め、
封印を一つずつ解いていかれます。
それぞれの封印が解ける度ごとに、ヨハネは幻を見ます。
今、ヨハネは預言者として語っているので、
象徴的な言葉を用いているのです。
ですから、あまりにも詳細な意味の詮索は避けるのが賢明です。
おそらくヨハネも
自分が見たことの全部については理解できなかったことでしょう。
封印の幻は、
この世とその出来事を一般的に描写するためのものではないかと思われます。
封印の幻は、
罪に堕落した世界で生きていくとはどういうことか、
語っているのです。
   
第一の封印が解かれると、
四つの生き物のうちの一つが「来なさい」と言います。
ヨハネは白い馬とそれに乗っている者が出てくるのを見ました。
その者は冠を被った勝利者として描かれています。
これは福音が世界を征服する様子を描いている、
と説明されることがあります。
そうかもしれません。
しかし、より真実に近いと思われるのは、
人間の歴史の中で幾たびも登場した世界征服者の一群が描かれている、
というものです。
彼らは戦いに勝ち、
彼らの王国は次の勝利者が現れるまで、
しばらくの間は権勢を振るいました。
「ヨハネの黙示録」の続きの部分に、
人々がさまざまな災いで苦しむ様が描かれている、
ということもこの解釈を支持します。
災いというのは、しばしば、
誰かが侵略戦争を仕掛けた結果生じるものです。
戦争の偉い指揮官たちは白い馬に乗りました。
それゆえ、ここでも白い馬に乗っている者が出てくるのです。
  

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