2010年2月19日金曜日

「エフェソの信徒への手紙」について 2章11~22節その3


2章11~22節 しかし、彼らは異邦人でしょう?(その3)

「エフェソの信徒への手紙」の第2章は私にとって個人的にとても大切な聖書の箇所です。

「もしかしたら私は聖書全体をまったく誤解してきたのではないか」という疑問を、私は何年間にもわたって自分に投げかけてきました。
詩篇139篇の最後の数節がしばしば私の心の中にありました。
「神様、どうか私を探ってください。もしも私が間違っているなら、私を正しい道に導いてください」と。
そのようなときには、
私はよくこの「エフェソの信徒への手紙」の第2章を開いて、
「これを間違って理解するのは不可能だ」
と再度確認するのが常でした。

それは無条件で完全な恵みの章です。
本当にすばらしい章です。

ずっと後になって、
ユダヤ人と異邦人との間の区別に注目するようになったときに、
この章はさらに新しい深みを帯びたものとして私の心をとらえるようになりました。

この章を読んで、恵みの福音を深く学んでください。
これよりもよいものはこの世界にはないし、また、ありえませんから。