2012年12月12日水曜日

「ヨハネによる福音書」ガイドブック 3章1~21節 イエス様の御許を訪れるニコデモ(その3)


 
イエス様の御許を訪れるニコデモ 3121節(その3)
 

 
まだわかららないままでいるニコデモに対して、
イエス様は洗礼と新しい命とを
御自分のペルソナに堅く結びつけて説明されます。
かつて荒野でイスラエルの民は神様に対して反抗しましたが、
その罰として、彼らの間に毒蛇の害が引き起こされました。
蛇に咬まれた者は苦しみながら死にました。
神様は御民を憐れまれ、
モーセに青銅の蛇を竿の先端に架けるように命じられました。
この蛇を見た者は傷が癒され、
蛇の毒によって死ぬのを免れました(「民数記」219節)。
イエス様はこの青銅の蛇のようなお方です。
神様の御子、人となられた御言葉は、
皆にさげすまれるべく十字架に架けられました。
こうしてイエス様は新しい青銅の蛇となられたのです。
イエス様を見る者は、
イエス様がニコデモに説かれた「新しい命」を見出し、
もはや死ぬことがなくなります。
このように、
イエス様への信仰と洗礼とはひとつに結びついているのです。
それらに共通しているのは、
神様は死の只中に命をプレゼントしてくださる、ということです。
「新生」というのはこういう意味なのです。
  
暗闇か光か、信仰か不信仰か、真理か虚偽か、というように、
人には二つの選択肢しかないことが、
イエス様の話の終わりの部分で明らかにされます。
罪に塗れた全世界に対する神様の大いなる愛は、
全人類を救うためにその独り子を暗闇の只中に遣わされた事実に
はっきりと示されています。
今や人が生きるか死ぬかを決定するのは、
その人自身のイエス様との関係なのです。
イエス様を信じない者は、裁きを受けることになります。
しかし、信じている者のことを、
イエス様は暗闇から光へと移してくださっているのです。
  

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