2010年5月24日月曜日

「エフェソの信徒への手紙」について 5章1~5節 その2

      
5章1~5節 神様に倣う者たち!その2
       
実は、今取り扱っている考えの中には、なぜ多くの他宗教を代表する人物や無神論者がイエス様について驚くほど美しく語ることができるのか、という疑問への答えがあります。
イエス様は多くの人にとって模範となっている、というわけです。
しかし、私たちにとってイエス様は、まず第一に「賜物」であり、それから次に「模範」でもあるのです。
      
ふたつの罪が聖書では絶えず大問題として取り上げられています。
それらは、性に関する罪と、貪欲に関する罪です。性に関する罪とは、結婚生活の外部でのあらゆる性的関係です(ギリシア語で「ポルネイア」と言います)。
また、性に関係するみだらな話も罪です。
        
はじめに驚くべきことは、聖書の御言葉にもかかわらず、同棲やその他の結婚の外部での性的関係がクリスチャンの間でも一般に広まってきて、教会の職員の中にさえもそのようなことを行う者がいる、ということです。
それに加えて、クリスチャンはひとりひとり、性に関わる自分の話の内容を見つめなおしてみるべきです。
         
もうひとつ私たちにとって重大なことは、貪欲は絶対的に罪として裁かれるということです。
貪欲は偶像礼拝と呼ばれています。
そして、貪欲な者は永遠の命にあずかることができない、と言われています。