2010年3月25日木曜日

「エフェソの信徒への手紙」について 3章1~13節 その4

3章1~13節 「特別待遇」を受けた男 (その4) 

「エフェソの信徒への手紙」では初めてになりますが、今私たちは「教会の職務」について話すことにしましょう。
今回のテーマは「使徒職」です。
私たちの信仰と理解によれば一回的なものであり、ある意味では教会ではもはや続いていないものとして、この言葉を用いています。
私たちはもはや「新しい使徒たち」を選び出したりはしないし、欲してもいません。
神様が御自分と御心を全世界に告げるときに用いられた預言者たちと使徒たちがいれば、私たちには十分です。
私たちはこの原則を守りたいと思います。
まさにそれゆえに、教会は常に「使徒的」な教会なのですから。

人間は教会の中央総会で、たとえばキリスト教とイスラム教を混同するとか、やりたい放題のことをすることができます。
しかし、そんなことをしても彼らは真実を変更することなどできません。
せいぜい自分自身と彼らの教えの追従者に害を与える結果を招くことになるだけです。
この世で最後まで留まりつづけるのは、使徒たちと同じ信仰を保ちつづける教会のみなのです。