2026年9月4日金曜日

「テトスへの手紙」ガイドブック 「テトスへの手紙」1章1〜4節 はじめのあいさつ(その2)

はじめのあいさつ(その2)

「テトスへの手紙」1章1〜4節


神様は偽りを言われません(1章2節)。
神様の啓示は真理です。
偽りを言うのは人間たち(1章12節)や
悪魔(「ヨハネによる福音書」8章44節)のほうです。

 

この世の始まる前(「永遠の昔」)に

神様は人類を罪の圧制下から救い出すことをお決めになりました

(1章2節、他に

「エフェソの信徒への手紙」3章8〜11節、

「コロサイの信徒への手紙」1章25〜26節、

「テモテへの第二の手紙」1章9節も参照してください)。

 

「神は、定められた時に及んで、

御言を宣教によって明らかにされたが、

わたしは、わたしたちの救主なる神の任命によって、

この宣教をゆだねられたのである。」

(「テトスへの手紙」1章3節、口語訳)

 

神様は「定められた時に及んで」この救いの計画を実現なさいました

(「ガラテアの信徒への手紙」4章4節)。

神様はこの救いを宣べ伝えていく使命を

パウロや他の使徒たちに委ねられたのです

(「テモテへの第一の手紙」2章6節)。

 

パウロは「救い主」(ギリシア語で「ソーテール」)という単語を

新約聖書で12回用いており、

そのうちの半数(6回)は「テトスへの手紙」に登場します。

この手紙でパウロは「神」という単語を

3回(1章3節、2章10節、3章4節)、

「イエス」という単語を3回

(1章4節、2章13節、3章6節)用いています。

 

「信仰を同じうするわたしの真実の子テトスへ。

父なる神とわたしたちの救主キリスト・イエスから、

恵みと平安とが、あなたにあるように。」

(「テトスへの手紙」1章4節、口語訳)

 

前述のようにテトスはパウロの伝道を通してキリスト信仰者となりました。

テトスはパウロの最も近しい同僚の一人でしたが、

新約聖書は彼についてあまり記述していません。