2017年9月1日金曜日

私たちは聖餐について何を信じていますか?(その8)

私たちは聖餐について何を信じていますか?(その8)


「あなたがたは、
このパンを食べ、この杯から飲むたびごとに、
主の死を宣べ伝えているのです」
(「コリントの信徒への第一の手紙」11章26節)。

聖餐式は、イエス様の死を宣べ伝えています。
聖餐式は、イエス様の十字架について語る説教と同じように働きかけます。
すなわち、
十字架の意味がはっきりと示され、信仰が強められます。

どのようにして聖餐式がこのような働きかけをするのか、
私たちにはわかりません。
「私たちの信仰を強めてくれるのは、
私たちの理解力の及ぶことがらだけである」、
と私たちは考えがちなのです。

にもかかわらず、
聖餐式は実際に私たちの信仰を強めてくれるのです。
説明しようがない方法で、聖餐式は信仰を養ってくれます。

「主の死」を宣べ伝えることは、信仰について証することでもあります。
日曜日の朝に教会に行き、そこで聖餐にあずかるとき、
あなたはあなたの主を証しているのです。