2010年10月18日月曜日

「コリントの信徒への第一の手紙」第1回目の質問

「コリントの信徒への第一の手紙」第1回目の質問

挨拶の後で、パウロはコリントの教会の争いを取り上げます。
紛争を解決するためにパウロは、キリストの福音が人間的な教えではなく神様の教えであることを強調します。

1)パウロはコリントの教会の信徒を「聖」と呼んでいます。
あなたは自分や自分の属する教会の他の信徒のことを「聖」と言い切ることができますか。

2)パウロは、言いたいことを肯定的な態度で取り上げ、コリントの教会の信徒に、「彼らの賜物が本当にすばらしいものだと自分も思っている」、ということを伝えるために苦心しています。
パウロは、コリントの教会の信徒たちの多くが彼のことをコリントから追い出そうとしているにもかかわらず、このように書いているのです。
この使徒パウロの姿勢から、私たちは何を学ぶことができるでしょうか。

3)私たちは皆、さまざまなグループに分かれて、自分のグループのリーダー格の人物の肩を持ち、その結果、教会の中に争いが起きてしまうようなことをしてはいませんか。
教会内での争いで、争いの「内容」と争っている「人々」とを互いに区別して考えるのは容易なことですか。

4)「十分わかりやすく説明しさえすれば、人々は教会に来て福音を信じるようになる」、と私たちは考えがちです。
これは本当でしょうか。
自分の体験を話してくださいませんか。

5)パウロの時代の信仰者は、多くの場合、貧しく名も知れぬ出自の人たちでした。
私たちの時代にはどうでしょうか。
いまでもイエス様は、飢えに苦しんでいる世界の一番貧しい人たちに対して、伝えるべきメッセージをおもちでしょうか。
この点に関して、私たち豊かな生活を享受しているクリスチャンの使命はどのようなものでしょうか。