2010年8月23日月曜日

「エフェソの信徒への手紙」について 第6回目の終わりのメッセージ 

   
   
第6回目の集まりのためのおわりのメッセージ

主イエス・キリスト様、あなたは私の魂のもっともかけがえのない友です。
   
私が心からあなたを愛し、あなたに話しかけることができるように、あなたの恵みをお与えください。最愛なる主イエス様、あなたの愛以外の何ものも私の心を満たさないように、なさってください。
あなたの愛に関係のないことをすべて、私の心から取り去ってください。
私は自分の心の中に、あなたの愛以外のものは欲しくないからです。
あなたの愛はいかに良く素晴らしく好ましいことでしょう!
それがどれほど私の魂を元気付けてくれることでしょうか!
それがどれほど私の心を喜ばせてくれることでしょうか!
私があなたの愛以外のことを考えたり見たり慕ったり知ったりすることがないように、なさってください。
あなたの愛にはすべてがあり、あなたの愛はすべてを内に含み、あなたの愛はすべてに勝つからです。
私はこの貴い宝を永遠に自分のものとしておきたいのです。
この宝を昼も夜も見張り、忠実に保ち、それに気を配り、それについて祈ることができるように、私を助けてください。
この宝は、永遠の命を「味見」させてくれ、楽園へとつづく「前庭」に導いてくれるからです。
あなたは私の愛する方であり、あなたは私への愛ゆえに、傷を受けられたからです。
あなたの愛によって、私の魂を傷つけてください。
   
私への愛から流してくださったあなたの貴い血は、本当に無垢で力強いので、石のように硬くなった心をもやわらかくしてくれます。
あなたの血が私の心をつらぬいて、あなたの愛がそれと同時に私の心の中に流れ込むように、なさってください。
あなたの愛はあなたの血の中にこそあるからです。
死との戦いの中で地面に滴り落ちた、あなたのすばらしい無垢な血のしずくを、私が心を開いて受け止めて飲むことができれば、どれほどよいことでしょうか。
あなたの血のしずくが、その愛によって、私の目頭を熱くし、涙ぐませてくれたら、また、あなたが私を迎えに来られ、その腕に抱きかかえてくださる時が来るまで、私が子供のようにあなたを慕って泣けたら、そして、あなたがどれほどすばらしいお方か私に味わわせてくだされば、どれほどよいことでしょうか。
     
私を御許に引寄せてください。私は馳せ参じます。
あなたは、私の慰め、力、命、光、宝、救い、最高の持ち物、です。
私を御自分に結び付けてください。
あなたと関係なく私がもっているものはすべて、心を悲しくさせる悲惨な苦しみや平安のない嘆きを生みだすばかりだからです。
あなたは私の魂の唯一の憩い、平和、喜びです。
それゆえ、あなたの清潔ですばらしい愛によって、私をいつも永遠に照らしつづけてください。
あなたの好ましい愛の聖なる火、窒息させるような苦しみも悲しみも含んでいない、あのあなたの聖さの火、喜びの火、優しく好ましい火が、私をまるごと点火してくれれば、どれほどよいでしょうか。
あなたの愛の貴い香りが私を元気付けてくれますように。
私が貴い天のクリームの香りをいつでも自由に楽しんで、それが私の心の痛みを和らげ癒してくれますように。
    
あなたは愛することを知っている存在のうちで最もすばらしいお方です。
あなたの愛の中で私が持っていないものが何かあるというのでしょうか。
あなたの愛は、私の緑の牧場、私を完全に満ち足らせてくれるもの、私の食事、飲み物、天のパン、甘いぶどう酒、喜び、好ましい平和、命、光、救い、豊かさ、歓喜、栄光、美しい装飾、輝きです。
もしも私があなたの愛を失えば、私には何が残ると言うのでしょうか。
そのときには私は、着るものが何もない裸で、貧しく惨めな存在ではありませんか。
私が、マグダラのマリアのように、あなたを見出すまで止むことなくあなたを慕って泣き、涙ながらにあなたを探しつづけることができるようになさってください。
   
永遠の愛によって、あなたは私を愛してくださいました。
それゆえ、あなたはまったくの恵みにより、私を御自分へと引き寄せてくださいました。
あなたの愛がいつも私を導いてくださるように。
そうして、あなたの愛が私のもとに留まって、もしも私が迷子になる場合には、私を正しい道に戻してくださるように。
また、私が途方にくれたとき、私に助言を与えてくださるように。
私の愚かさの中で、私の賢さになってくださるように。
私があなたの御心に反したことを行ったときに、私を悔い改めへと導いてくださるように。
私が揺らぐときに、私を支えてくださるように。
私が転んだとき、私を立ち上がらせてくださるように。
私が悲しんでいるときに、私を慰めてくださるように。
私が弱っているときに、私を強めてくださるように。
私の心の炭火が消えかかっているときに、それに空気を送り込んでくださるように。
私がこの世から離れるときには、私を御許に受け入れて、永遠にお傍においてくださいますように。
    
アーメン。