2010年8月13日金曜日

「エフェソの信徒への手紙」について 6章21~24節

  
  
6章21~24節 手紙の結語
  
現在「エフェソの信徒への手紙」として知られているこの手紙がどのようにして教会(あるいは諸教会)のもとに届けられたのかについて、ここでヒントが与えられています。
手紙を届けたのは、テキコという人(「幸福な子」という意味の名前)です。
彼は、新約聖書の他の箇所でも登場する、パウロの近しい同僚でした(「使徒の働き」20章4節、「コロサイの信徒への手紙」4章7節)。
パウロの仕事はチームワークによって行われました。
そこでは、同僚たちの協力が、今の私たちが想像を超えるほど、非常に大切な意味を持っていたのです。
「エフェソの信徒への手紙」は、最初の部分からずっと「恵みの手紙」であったのにふさわしく、短く美しい恵みの挨拶で閉じられます。