2009年12月7日月曜日

「エフェソの信徒への手紙」について はじめに

これから、「エフェソの信徒への手紙」についてのガイドブックを紹介しようと思います。
私もうまれてはじめて行った聖書研究会で出会ったのが、この手紙でした。(高木)


「エフェソの信徒への手紙」を読むためのガイドブック
ペトリ・トゥレン、エルッキ・コスケンニエミ 著 (翻訳編集 高木賢)

第1回

はじめに
「エフェソの信徒への手紙」は新約聖書の珠玉の書物の中でもとりわけ美しく輝いている宝石です。この手紙は深みがあり、愛と希望に満ちています。この手紙から多くの人は、クリスチャンとして生きる力を汲み上げてきました。たとえば、ルター派福音運動の中心人物であったF.G.ヘドベルグにとって、この手紙は非常に大切な書物でした。彼はこの手紙を研究し、そこから、ルター派福音運動がフィンランドではじまりました。