2016年8月8日月曜日

「ローマの信徒への手紙」ガイドブック 14章1〜12節 他の人の信仰の確信を傷つけてはいけない(その3)


他の人の信仰の確信を傷つけてはいけない 14112(その3)


パウロはここで肉を食することと祝祭の日について話しているだけです。
どちらの問題も私たちにとっては辛く困難なものではないでしょう。
しかし、このテーマを適用できる範囲は非常に広いのです。

キリスト信仰者は皆、
何かに関して絶対的な態度を取る者でなければならないものでしょうか。

キリスト信仰者は喫煙してよいでしょうか。

テレビをキリスト信仰者の家に置いてもよいのでしょうか。

正式に結婚している夫婦が避妊することについては
どのような態度を取るべきでしょうか。

キリスト信仰者にふさわしい趣味とは
一般的にいってどのようなものなのでしょうか。

信仰生活を真剣に考えるキリスト信仰者なら、
いずれこうした問題と向かい合わざるを得なくなります。
わずか数分の間で答えを下すことはできません。
人生の全時間を使ったとしても、
ちゃんとした答えを探し求めるためには短すぎるほどです。

これらの問題を考える際の基準については、すでに学んだ通りです。
すなわち、
神様の御言葉に反したことを決して行ってはいけないし、
他の人の良心の問題に関してその人を見下して裁いてはならない、
という姿勢が大切になります。

何らかのことに関して絶対的な態度を取る者は、
そのような態度を捨てるように厳しく要求された場合に、
その結果として今までの自らの立場を捨てることになるかもしれません。

しかし、もしもたとえばその人が今まで酒を一切飲まなかったのに、
たがが外れて飲酒に溺れるようになってしまう場合には、
このことについて一体誰が責任を取ってくれるというのでしょうか。

家にいる若者たちを規則で縛りつけて
家の中に行儀よく座らせておくこともやろうとすればできるでしょう。
しかし、彼らが親の命令に素直に従わなくなる年齢になったら、
いったいどうなるのでしょうか。

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