神様のメッセージに耳を傾けないイスラエル 9章30節〜10章21節(その3)
イスラエルに起こった出来事は、
私たち皆が心に刻むべき教訓でもあります。
たしかに神様は全能なる権能によって、
御許に招くために御民を選抜しました。
そうしていただいたのに、
なおも救いにあずかることができずに
後に取り残されてしまった人々は、
そうなったのが頑なで罪深い自分自身のせいであったことを
認めるほかありません。
キリスト教が伝えられている国では、
罪の赦しの恵みは福音を通してすべての人に差し伸べられています。
それを受け入れないなら、
悪いのは受け入れない人の側だということになります。
私たちにできることといえば、
神様御自身がまさしく自分たちを信仰の道へと召して選んでくださったという
人間には説明不可能な奥義に対して、頭を垂れて感謝することだけです。