2012年1月16日月曜日

「ヨハネの黙示録」ガイドブック 6章5~6節 第三の封印

  
第三の封印 656
  
 
イエス様が第三の封印を開けると、
ふたたび世界を襲う新しい災いが描かれます。
今度は、黒い馬がそれに乗る者と共に走り出ます。
ヨハネは秤やデナリについて話す声を聞きます。
「秤」は、人間が一日に必要とする穀物の量を意味しています。
また、「デナリ」は、普通の人が一日働いて稼ぐ金額です。
黒い馬の幻は、飢饉を意味しています。
一家の主人は一日の賃金で、
やっと一人分の食事に必要な「小麦」を購入することができるという有様です。
ですから、
当時貧しい人々の食事とされた「大麦」で満足しなければなりません。
しかし、それも三人分の食事にしかならず、大家族にはとても足りません。
「オリーブ油」と「ぶどう酒」は、
おそらく富裕な人々が購入するための商品でしょう。
ただし、
買うためのお金があるならば、それらを手に入れることは可能だ、
ということです。
  
飢饉は、人類の歴史の中で何度となく繰り返されてきた災いです。
今日でも世界には十分な栄養を取れないまま生活している人々がいます。
私たちの周りにもそういう人たちがいることでしょう。
確実に黒い馬は今も活動中なのです。
  
死なれる少し前にイエス様は世界の将来について弟子たちに語られました
(「マタイによる福音書」24章など)。
例えば、諸国民の間の戦争や人類を襲う飢饉についてです。
これと封印の幻との間には明らかな共通点があります。
イエス様は人類の(歴史の)さまざまな段階を、
エルサレムの弟子たちにも、パトモスのヨハネにも、
同じように示してくださったのです。
 

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