2014年11月21日金曜日

「ローマの信徒への手紙」ガイドブック 6章1〜4節 聖めの基としての洗礼(その5)


聖めの基としての洗礼 614節(その5)

自分は洗礼を受けている、という自覚が、
私たちを皆、罪との戦いに赴かせます。
私たちは神様の側に属しています。

キリストは私たちの罪を、
ゴルゴタの丘へと携えて行って、
十字架に釘付けにしてくださいました。

そういうわけですから、私たちは、
神様とその御言葉に対して
従順を貫いて生きなければならないのです。


これは、現代に生きる私たちにとって、
猛省すべきことがらです。
私たちがいかにキリスト信仰者としてだらしがないか、
神様はよくご存知です。
礼拝よりも他のことを優先させたり、
キリスト信仰者としてふさわしくない生き方をしたりしています。

せめて、洗礼の伝えるこの福音が、
私たちを再び十字架の木に打ちつけて、 
罪と戦い始める力を私たちに与えてくれるように、
願わずにはいられません。

まずは次のことから始めましょう。
定期的に皆で集まって、この戦いで必要な栄養を補給しましょう。
すなわち、礼拝と主の聖餐に皆で共に与りましょう。